「小さい頃、母がパン屋で買ってるのを見た時は、なんだこの形!」と驚いた記憶のあるエピ!
そして、初めてパン屋で成形した時、「こうやったらエピの形になるんだ!」と謎が解けた気がしました。
パン屋で働いていた時は、何十個と一気にあの成形をするので、誰が1番綺麗に早く、カットできるかをスタッフでよく競っていました笑
王道のマスタードとベーコンもいいですが、今回は私おすすめの組み合わせのエピです!
綺麗なエピの形にするコツも後半で紹介いたします。
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エピって何?
エピとはフランス語で【麦の穂】を意味します。
切り込みを入れて麦の穂のような形にすることで、短時間でもしっかり焼くことができ、皮がパリッと歯触りのいい食感に仕上がります。
切り込みを入れた部分をちぎって食べやすいのもエピの特徴です。
また、ベーコンを生地に織り込んだエピを『ベーコンエピ』と言い、焼いた時にベーコンの油が溶け出し、生地が吸収するので、中はしっとり、風味豊かに焼き上がります。
エピのレシピ
今回はベーコンと一緒に、大葉とチーズを織り込みました。
ベーコンの油を大葉がさっぱりさせてくれて、チーズの香ばしさをより味わえるエピです!
今回使った大葉が結構BIGサイズだったので、半分に切って使用しましたが、通常は一個につき2枚使って大丈夫です。
レシピ
- 準強力粉 160g
- 薄力粉 40g
- 塩 4.4g
- 砂糖 小1/4
- インスタントドライイースト 小1/4
- 水(ぬるま湯) 140g
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- ベーコン 4枚(短めなら8枚)
- 大葉 8枚(大きめなら4枚)
- シュレッドチーズ 40g(1個10g)
前準備
- 予熱を220度で入れておく
作り方
1、水以外の材料をボウルに計量する(イーストは砂糖の隣に計量)
2、35度程度に温めたぬるま湯をイーストめがけて入れる
3、ゴムベラで粉気がなくなるまで混ぜる
4、ラップをして、室温に15分置く
5、ボウルの外側から中心に向かって2周折りたたむ(パンチ)
6、再びラップをして、1.8倍になるまで、室温に置く(1次発酵)
7、表面に粉を振って台に出し、4分割する(1個85~90g)
分割するときに長方形になるように意識してください!
8、横長になるように、手前から奥に向かって優しく三つ折りする
9、そのまま10分間ベンチタイムをとる
ベンチタイムを取ると、生地が緩み、この後の成形がしやすくなります!
10、台に粉を振り、横に引っ張りながら細長く伸ばす
中央が薄くなりやすいなので注意!
11、端から端までチーズを10g乗せる
12、大葉を2枚乗せる
今回は大きい大葉だったので、1枚を半分にして載せてます
13、ベーコンを1枚乗せる
短いベーコンの場合は2枚使ってください
14、左手の親指で生地を中央に押しながら、右手の指先を使って真ん中で閉じていく
動画で見た方がわかりやすいと思います!説明下手くそですみません…。
15、手のひらを台に押し付けるように使いながら、綺麗に閉じていく
16、両手で軽く伸ばして、暑さを均等にし、天板に乗せる
17、残りの生地も同じように成形する
18、天板に乗せたまま、15分室温に置く(2次発酵)
19、軽く粉を振り、ハサミを使ってエピの形に7〜8カットする
20、220度で予熱を入れていたオーブンで17分〜20分焼く
21、焼きたてはパリッと、次の日は温め直して召し上がれ!
最後に…
パン屋でなかなか出会うことのない【焼きたてのエピ】
お家で手軽に作れたら最高じゃん!ってことで、考えたレシピです!
もちろん普通のマスタードで作る王道ベーコンエピにしてもいいですが、せっかくお家で作るならこの組み合わせも試してみてください!
むぎ
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